新品入荷 1世紀前の 舶来品 【ATWATER KENT MODEL40】 アンティーク ラジオ　受信出来ます!! アンティーク

 
				                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                
30 年ほど前に Western 製品を扱ってる新宿の商社から家宝にと高額で入手した商品です。

一目惚れで金額は二の次でした。

Atwater Kent は創立者の名前です。

1925 年時は 米国で最大のラジオメーカーでした。

しかし 1936 年に工場を閉鎖しています。

当時、この舶来品を入手するには家一軒分くらいの金額を要したようです。

電池式から交流式に変わった当時のAntique Radio で約１世紀前の ９６年を経過 (1928年製) した完動品です。

三島由紀夫が３才（1925年生まれ）の時の製品です。

当方 1938 年生まれですから1928 年は生まれる 10 年前で戦前の商品です。

専用の大口径スピーカーが付属します。

背面下部から出た袋打ちケーブルの先端を本体のスピーカー接続端子に取り付けます。

そして金属製のフレームとベースは大変シッカリした作りです。

高周波２段増幅ですが２～３連バリコンがない単連バリコンしか無かった時代ですから３個のバリコンを金属ベルトで

３連バリコンとして駆動する素晴らしい設計です。

低周波段はトランスドライブで２段増幅です。

真空管は交流式用に開発された全て初期のナス管構成で226(26)-226(26)-226(26)-227(27)-226(26)-171A(71A)-280(80) の７球です。

(  ) は現ダルマST管名称。

整流管に両波整流 280 が使用されてる点は我が国のみみっちい半波整流管12B や 12F と違い

アメリカンドリーム当時の大国が伺い知れます。

また長方形の電源トランスユニットは大きさから余裕タップリと思われます。

これも流石に大国ですね。

そしてパワー管 171A (71A) も我が国の 112A (12A) とは桁が違います。

71A は今でもオーディオマニアには人気のパワー管です。

それは小パワー乍ら最も理想的な増幅率μ３で音質はμ３以上の４５・２A３・３００B・PX4等 を上回るからです。

増幅率μは光学レンズで例えると倍率です。

倍率が大きくなると歪が発生し補正レンズの必要は周知です。

同じことがパワー管でも言えることで負帰還（NFB)なる補正や歪み打ち消しの工夫が必要です。

この71A は何の苦労なく素晴らしい音質が得られます。

コンセントに差し込むキャップは丸型で日本国内で使用出来ます。

電源コードは袋打で製造当時のままです。

アメリカ仕様の１１５Ｖですが日本の１００Ｖでも仕様出来ます。

そして機械的にも大変丁寧な作りだと思います。

ANT 端子に付属のケーブルでローカル放送を受信すると古の音が哀愁をそそります。

付属のケーブルも製造当時のものです。

これぞ古き良き時代の音です。

物量を投入した大国アメリカ製は我が国のみみっちい再生式ラジオとは一線を画します。

受信機寸法は概算 幅450mm 奥行300mm 高さ 200mm 重量15kg でメタルケース

付属専用スピーカーも Atwater Kent 純正で概算寸法は 経350mm 重量4kg

このスピーカーも我が国の安っぽい馬蹄形マグネチックスピーカーと違います。

温故知新 このラジオから学べること大です。

終活のため整理します。

NC/NR です。
十四代　田酒　焼酎　2本セット