クリスマスファッション 1930-40年代 イタリア製「POLLICE」テーブルランプ 照明 ¥170,000 (税込) 送料込み 最終更新 2024/08/01 UTC 商品の説明 閉じる付属品:オリジナル部品4点 商品の概要1930-40年代イタリア製「POLLICE」テーブルランプです。POLLICEブランドの照明は、工学博士Ugo Polliceによって1933年に設立されたミラノを拠点とする施設照明メーカー「DOTT.ING.UGO POLLICE」によって製造されました。Pollice博士はミラノ工科大学卒業後、技術分野の代理店契約事務所を経営していました。その頃、ドイツ・ライプツィヒの施設照明メーカーKANDEM社からの依頼を受け代理店契約を結びます。KANDEM社からその能力を高く評価されたPollice博士は最初の契約から2年後の1929年にはKANDEM社イタリア総代理事務所の代表責任者としてミラノに招かれました。1933年には独立のため代表を辞任しますが、KANDEM社との実務経験はPOLLICEブランドの礎となりました。このような背景からPOLLICEのデザインはドイツの照明メーカー、とりわけKANDEMに深く傾倒しています。こちらのランプにもその特色が顕著に表れており、KANDEM 「No.943」 との類似性からこれまでも有名書籍や世界屈指のオークションハウス含め「KANDEM c.1932」と誤った解説を伴うことが多かった経緯があります。これら2つのテーブルランプの比較で重要な点は、外観上同じに見えるベース部の構造の違いにあります。当時の製品カタログに「KANDEM-ROHR-TISCHLEUCHTE」(管状テーブルランプ)と表記された「No.943」はベース部がパイプ状(電源コードも貫通)であるのに対し、POLLICEはロッド状で端部のみダミーのパイプ穴が設けられています。今回出品のランプはドイツ製のビンテージ部品(ターンスイッチ付き電球ソケット、D.R.G.M.刻印のあるケーブルグランド)を用いた仕様変更が施されています。変更前のオリジナル部品も付属します。・全体高さ:440 mm ・ベース:w 210 x d 190 mm・シェード:Φ140 mm・材質:鋼(塗装仕上げ)、真鍮(めっき仕上げ)・重量:約1.5 Kg・電源コード:1. 90 m ・付属品:オリジナル部品(画像9枚目参照)・電球口金:E26(国内の一般的電球仕様)(電球はお取引商品に含まれません)参考資料KANDEM ROHR-TISCHLEUCHTE / Nr.943~スチールパイプ家具との調和にふさわしい優雅なデザイン~このテーブルランプは1930年頃にW.Glasenappによって原型モデルが考案され、KANDEM社が製造権を取得、1932年に製品化されました。実施設計はバウハウスとの共同作業で行われたためNr.943の実質的なデザイナーは当時の金属工房責任者であったH.S.Bormannと考えられています。コンセプトである「管状」構造のデザインを成立させるため、重量バランスやパイプ加工の許容肉厚など、厳しい設計条件のなかで完成されたこのランプにはKANDEM製品としては異例のアルミニウム製シェードが採用されました。(尚、当時の製品カタログに一箇所、品番の誤記があるため参照資料によって品番が異なる場合がありますが、誤:「Nr.934」、正:「Nr.943」となります。)状態……………………………………………………………古い品を扱っております。掲載画像をあわせてご確認ください。掲載画像: 全19 枚・整備済みです。・外観は経年使用に伴う小傷、擦れ、アーム部に小さな凹みなど見られますが、目立ったダメージなく全体的にきれいな状態です。塗装はリペイントされています。・機能・構造的には不具合なく、ポジショニング操作もスムーズに行えます。お支払い方法 Yahoo!かんたん決済発送方法 愛知県発、郵便局に持込発送・ゆうパック(100サイズ) ご入札の前に 発送方法、到着日などに関するご要望がある場合はご入札前にご相談ください。当方に過失がある場合を除き、返品はお受けできませんのでご了承ください。LINK OTHER LISTINGS[激レア]IRON MAIDEN アイアンメイデン 魔力の刻印 LP レコード 商品の情報 カテゴリー
1930-40年代イタリア製「POLLICE」テーブルランプです。POLLICEブランドの照明は、工学博士Ugo Polliceによって1933年に設立されたミラノを拠点とする施設照明メーカー「DOTT.ING.UGO POLLICE」によって製造されました。Pollice博士はミラノ工科大学卒業後、技術分野の代理店契約事務所を経営していました。その頃、ドイツ・ライプツィヒの施設照明メーカーKANDEM社からの依頼を受け代理店契約を結びます。KANDEM社からその能力を高く評価されたPollice博士は最初の契約から2年後の1929年にはKANDEM社イタリア総代理事務所の代表責任者としてミラノに招かれました。1933年には独立のため代表を辞任しますが、KANDEM社との実務経験はPOLLICEブランドの礎となりました。
このような背景からPOLLICEのデザインはドイツの照明メーカー、とりわけKANDEMに深く傾倒しています。こちらのランプにもその特色が顕著に表れており、KANDEM 「No.943」 との類似性からこれまでも有名書籍や世界屈指のオークションハウス含め「KANDEM c.1932」と誤った解説を伴うことが多かった経緯があります。
これら2つのテーブルランプの比較で重要な点は、外観上同じに見えるベース部の構造の違いにあります。当時の製品カタログに「KANDEM-ROHR-TISCHLEUCHTE」(管状テーブルランプ)と表記された「No.943」はベース部がパイプ状(電源コードも貫通)であるのに対し、POLLICEはロッド状で端部のみダミーのパイプ穴が設けられています。
今回出品のランプはドイツ製のビンテージ部品(ターンスイッチ付き電球ソケット、D.R.G.M.刻印のあるケーブルグランド)を用いた仕様変更が施されています。変更前のオリジナル部品も付属します。
・全体高さ:440 mm
・ベース:w 210 x d 190 mm
・シェード:Φ140 mm
・材質:鋼(塗装仕上げ)、真鍮(めっき仕上げ)
・重量:約1.5 Kg
・電源コード:1. 90 m
・付属品:オリジナル部品(画像9枚目参照)
・電球口金:E26(国内の一般的電球仕様)
(電球はお取引商品に含まれません)
参考資料
KANDEM ROHR-TISCHLEUCHTE / Nr.943
~スチールパイプ家具との調和にふさわしい優雅なデザイン~
このテーブルランプは1930年頃にW.Glasenappによって原型モデルが考案され、KANDEM社が製造権を取得、1932年に製品化されました。実施設計はバウハウスとの共同作業で行われたためNr.943の実質的なデザイナーは当時の金属工房責任者であったH.S.Bormannと考えられています。
コンセプトである「管状」構造のデザインを成立させるため、重量バランスやパイプ加工の許容肉厚など、厳しい設計条件のなかで完成されたこのランプにはKANDEM製品としては異例のアルミニウム製シェードが採用されました。(尚、当時の製品カタログに一箇所、品番の誤記があるため参照資料によって品番が異なる場合がありますが、誤:「Nr.934」、正:「Nr.943」となります。)
状態
……………………………………………………………
古い品を扱っております。
掲載画像をあわせてご確認ください。
掲載画像: 全19 枚
・整備済みです。
・外観は経年使用に伴う小傷、擦れ、アーム部に小さな凹みなど見られますが、目立ったダメージなく全体的にきれいな状態です。塗装はリペイントされています。
・機能・構造的には不具合なく、ポジショニング操作もスムーズに行えます。
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